レポートに関しては、多少まじめに計算しないと大変そうなネタを提供します。
A1:
ただ計算するだけ。a×b=-b×a, ともにa,bとの内積が0となることに注意。
A2:
"-3i+6j-3k" の解答もオマケでOKとしたが、ここではijkが定義されていないので、解答としては不完全。「各軸の単位ベクトルをi,j,kとする」と付記してあれば、問題ない。
A:
問題が「確認せよ」なので、そこまでの結論の文言は必要。
よって、R(π/3)2はR(2π/3)に相当する。
凹 | ○ | ○ | ○ | ◇ |  ̄なる機構が記号で表記されたマニピュレータを想像し,イラストで書くとともに,それが可能な作業を記述せよ. A:
おもに
・基部で360度旋回できること
・手先の位置と方向(手先を平行/水平なまま動かせる)が指定できる
ことが重視されているようです。
減点例:
パワーショベルの旋回軸が書いていない、そもそも構造が違う、勝手に構造を変えてしまう、腕が枝分かれしまくって蛇足など。
関節が多い/少ない、イラストでどこが曲がるかが全くわからない。
自由度の順序を逆にするのも題意からすると飛躍しすぎ。
絵心は不問。ただし、「伝えようとしたイラスト」でない場合は、不足具合に応じて減点。
A:
解答をみて気づいたこと:
よって、ロボットは半径200mmでπ/2旋回する。これを適宜図示すればよい。
ただし、θとρにマイナスがついていることが要注意。これは元の式を立てた図に対して、逆回転、逆方向に旋回中心があることを意味する。単純に左車輪がより回っていることをよく考えれば当然。
例年出題している問題で、いつもは上記計算が出来ていますが、そのあとの図示がちゃんとできていません。
ロボットに限らず、機械分野では計算結果や設計結果を正しく思い浮かべることが重要です。
今回の結果を図式化するにあたって考慮すべき点は
の2点です。
皆さんの書いた図で多かった例は、90度は出来ていても、半径と車輪間隔の関係がいい加減というものでした。
また、旋回を扇形で示し、その角度が30度もないのに、そこにπ/2と記載するケースもそこそこありました。
車輪移動ロボットの場合、どの辺りを中心に回るかで障害物に当る当らないなどの影響が出るため、きっちりイメージすることが望まれます。
また、Rが与えられたときに、(φ,θ,ψ)を求める方法を検討せよ。
レポートは指定の用紙で提出すること。用紙が必要な場合は熊谷まで申し出ること
レポートは指定の用紙で提出すること。用紙が必要な場合は熊谷まで申し出ること
講義で行った「オイラー角の解析」と同様に、
Z軸まわりにφ→Y軸にθ→Z軸にψ
回転するオイラー角回転変換の変換行列
を求めよ。
ヒント:
頑張って計算する。計算結果は、各列ベクトルの大きさが1、各列ベクトル間の内積が0となることでほぼ検算できる(ならないときは計算ミス)。
※また、用紙をぐちゃにしないこと。レポート類はコンピュータで処理しています。
各々、考え得る可能性は多岐にわたるため、本紙両面の範囲で、可能性が高いと思われる順に最低一つ、
最大でも三つ程度を記述せよ。なお、必要なら、車輪径2r=100[mm]、車輪間隔2d=200[mm]を使用せよ。
しかし、ロボットの向いている方向(講義でのθ)は移動の前後で同一であった。
※また、用紙をぐちゃにしないこと。レポート類はコンピュータで処理しています。