アナログ信号の入力
メカトロにおいては、アナログな対象の情報を、デジタルなコンピュータに入力しなければなりません。
今回は、アナログ信号をコンピュータに取り込む際の、二つの離散化;値の離散化と時間の離散化について扱います。
到達目標:
- アナログ信号をコンピュータに取り込む必要性を説明できる。
- アナログデジタル変換の概要を説明できる。
- サンプリング定理について説明できる。
今回はより詳細なアナログデジタル変換の方法と動作、および変換部の選定方法を扱います。
実用上は変換原理を意識する必要はありませんが、「大きさを確認する手順(アルゴリズム)」として電子回路以外でも応用が利きそうなものであることから、解説します。
また、実際に利用する際に必要となる選定において、ある程度把握しておいた方が良い特性などを合わせて示します。
到達目標:
- AD変換の方法を一つは説明できる。
- 変換時間、サンプルホールドについて説明できる。
- AD変換の大まかな選定に目安をつけられる。