まず、原稿は原則として半角英数文字と記号で書きます。1行毎に独立していて、その構造によって、信号を記述する行、パラメータを設定する行などがあります。
「@」で始まる行はパラメータを設定する行で、1単位時間を清書した図の上でどれだけの幅にするか、行間をいくらにするかなどを規定します。
空白文字(タブ・スペースなど)で区切られる行は、前半を信号の名前とし、後半をその信号の時間変化として解釈して、上記の記号が出てきた順番に、時間を追ってレベルを規定していきます。
例:
以下の実例では、キーとなるポイントや実際に作図したときの様子なども記載しておきましたので参考にしてください。
ポイント:
ポイント:
(※)回路はALTERA社のFLEX6Kシリーズ上で実装していて、設計はMAX+plus Baselineを使用しています。これには「DFFE」という便利なプリミティブがあって、愛用しています。Enable付きのDFFなのですが、クロックにはメインのクロックを常に入力し、Enableには信号の遷移条件、CONVSTでいえば Major=0 and (Minor=0 or 6)を入れ、Dには信号の立ち上げ条件(Major=0 and Minor=6)を入れます。こうすると割とすっきりと書けます。