あと、大学院への進学を検討している方も歓迎します。
その場合は、開発成果を取りまとめて、18年度を目標にロボットコンテストへの参加のプロジェクトリーダーになってもらいたいと思います。
(もしも応募多数という事態になった場合には7名に増やす可能性が少しだけあります)
1号館に一番近い階段を上がって、北。もしくは鶴本研前の入り口を入ってすぐの階段を上がってすぐ。遠藤研の隣。流体の実験室の向い。
大学祭で一番たどり着きにくい研究室に認定されたので、探してください。
以上のようなテーマを実施予定です。
希望や状況によっては実施されないこともあるかもしれませんし、細分化するかもしれません。
基本的には、分野をオーバーラップさせつつ、一人一人に研究テーマを持ってもらいたいと考えています。
移動ロボットのなかでもオーソドックスな車輪移動型のロボットを開発します。現在の卒研生が開発しているロボットを参考に、2号館2階の廊下を自由に行き来できるロボットの開発を目指します。
分野としては、機械設計、加工、電子回路製作、制御プログラム作成など。
2本の脚(足)で歩行する小型ロボットの開発、改良、運用を行います。
現在、卒業研究の一貫として全12関節の足だけのロボットが組み立てられていますが、これを動かしてみて不満点を洗い出して改良を進めます。
担当者のやる気によっては上半身も追加して人型ロボットにパワーアップさせます。
ロボットが移動するには環境の情報が必須です。
人間が事前にすべて与える場合もありますが、手間がかかるのでロボットが自動的に収集できることが望ましいといえます。
カメラによる映像、画像を処理して環境情報を取り出すことが近年は多くなってきましたが、まだまだ十分な研究が進んでいるとは言えませんし、使い勝手もあまりよくありません。
そこで、ロボットに使える画像処理システムの開発を行います。将来的にはロボットに取りつけますが、現段階ではまだロボットと切り放して研究を行います。
分野としては、数値解析、プログラム開発が主で、数式もいじります。原画像の採取時以外はデスクワークがメインとなります。
ロボットやコンピュータと人間が向き合うためには、こちらの情報も機械に伝えなければなりません。
その簡易的な手段がキーボードであり、マウスですが、これらではリアルタイムに3次元情報を扱うことはできず、別の手段が必要とされています。
人間の動きをリアルタイムに取得する装置はモーションキャプチャとよばれ、CG制作やゲーム制作、医療分野や歩行ロボット研究などに利用されています。
そのなかの一方式の研究を行っています。オープンキャンパスや学祭でも展示していましたが、人間が中に入って頭の位置や手の位置を瞬時に計測できます。
このシステムの改良も研究テーマの一つです。
分野としては、電子回路、数値解析、プログラム開発が主で、ベクトル、行列が必須で、初歩的な電磁気学もつかいます。
上のモーションキャプチャと対になる研究です。
モーションキャプチャで得た人間の動作をコンピュータグラフィクスなどに反映させることでバーチャルリアリティとすることができます。
そのほか、モーションキャプチャの使い道を考え、試してみることが研究です。
分野としては、プログラム開発、CG作成などが主となります。また、その背景には対象の数学モデルも必要になるため、数式もそれなりに必要です。
半年もすればやろうと思う研究は多少は変わり得ます。
また、学生さんからの提案も受けます。こういう研究が是非してみたいという希望があれば、夢ではなく現実を見据えた計画をもって相談しに来てください。
以上に心当たりのある学生さんを待っています。
応募多数の場合は、単純に成績でわけたりせず、技術面もみて分野の割合をバランス良く選考したいと考えています。関連しそうな科目が大嫌いという場合にはまずいですが、一度くらい単位を落したり、苦手だったりする程度はかまいません。また、プログラミングも含めて基本的に工作がメインなので、ものづくりが嫌いな学生さんには向きません。
小さいときから工作好き、夏休みの理科の宿題は基本的に工作、ミニ四駆動やラジコンのチューンで腕を鳴らした、工業高校で実際にメカを作っていました、板金加工ややすりがけはまかせてください、日曜大工が得意、機械は捨てる前に分解してみる、職人と呼ばれると快感、
といったことに一つでも心当たりのある学生さん。
応募時にはこれまでの作品例(実物は不要)などを自慢してください。
→ 配属後の方向:他と協力、意見交換して主にロボットの本体を開発(含む更なる修行)
はんだごてでのやけどが10回は越える、学校の授業の一貫でやるもの以外にキットや部品を買って工作したことがある、工業高校で電子回路の実習は得意でした、仙台に限らず電子部品屋の場所をしっている、抵抗のカラーコード10色を覚えている、配線はきれいな方だ、家電製品を分解して出てきたジャンクな基板が捨てられない、マイはんだごてとマイテスターをもっている
といったことに一つでも心当たりのある学生さん。
応募時にはこれまでの経歴などを自慢してください。
→ 配属後の方向:他と協力、意見交換して主にロボットやセンサの電装系を開発(含む更なる修行)
パソコンはゲーム機でもなければワープロ専用でもなくってプログラムでいろいろさせる機械だ!、H8マイコンを知っている、PICといったらマイコンか割り込みコントローラが思い浮かぶ、大学のC言語の授業は楽すぎた、アセンブリ言語はつかわないんですか?、表計算ソフトは数値をいれてグラフを書くためのソフトじゃなくて計算させるためのソフトだしシミュレーションもできるぞ、パズルは得意だ、数式があればその計算をするプログラムは作れる、
といったことに一つ(できれば二つ以上)でも心当たりのある学生さん。
応募時にはこれまでの経歴などを自慢してください。
→ 配属後の方向:他と協力、意見交換して主にロボットの制御ソフトウエア開発(含む更なる修行)
上の3種のような経験は全くorほとんどないけど、数学とか力学、電磁気、制御工学なんかの科目は特に嫌いじゃないし、むしろ得意かもしれない。そういうところをロボット開発に活かしてみたいし、せっかくだから、机上の理論を実体化する技術を身につけてみたい
という学生さん。
応募時にはどのあたりの科目が得意科目かを教えてください。
→ 配属後の方向:他と協力、意見交換して、主に理論解析や設計の妥当性検証などにかかわってほしいが、技術の身に付け方でいかようにでも。
ロボット工学に活かせそうな特技をもっています。原理はよくわからないけど画像処理とかCG作成が得意とか、カメラはビデオもスチルもまかせてとか、美的センスに優れるとか、ネットで調べものをするのが得意とか、身体的に強いとか、英語が得意とか、製図が得意とか、暗算が早いとか、部屋のなかで他の人には見えない線(たとえば壁から法線ベクトルが生えて見える)が見えるとか、
であって、ロボット関係をやってみたいという学生さん。
応募時には特技をアピールしてください。
→ 配属後の方向:まずはロボット関係の知識を身につけてもらうことからですが、特技を他の研究に活かしたり、特技を有効に活用できる研究を立案したりしましょう。
大学の勉強は良くはなくとも中以上(重要)で、ロボットアニメで育った人で、ロボットにあこがれて工学部に来てしまった。人に何と言われようと、ガンダムやパトレイバーやマクロスは今でも見るし、タカラ&サンライズの勇者ロボシリーズも小さいときに見ていたし、スーパーロボット大戦もやる。空想と現実が違うことは大学の勉強で理解したけど、夢見た方向を少しでも目指したいし、やってみたいことがある、
という学生さん。
応募時にはただのアニメおたくではなく、それを原動力に?大学でがんばってきたことをアピールしてください。
上のような特殊な?ことはないけれど、せっかく大学の機械の学科に来て、ロボットをやってるっぽいから、これからの将来性を考えて、また趣味にでもロボットの知識を身につけてみたいという熱意をもっている学生さん。
どのくらいやりたいかを教えてください。
研究テーマは興味を持った物をやってみましょう。
なお、指導教員の性格上以下の注意点をご了解下さい。
ダウンロード:
アドバイス:
アニメ研究会を作るつもりはありません(笑)