電力を扱う回路の基礎

[| ]  最終更新: 2017/01/11 11:44:35

C06:電力と損失と効率

概要と到達目標

電気をエネルギーとして扱うときは、「電力」に留意した取り扱いが必要になります。 ここでは基礎として、電力の計算や、放熱などの問題を考えるために必要な損失、効率を話題にします。

到達目標:


資料アーカイブ 20161031-Rev1.1版(講義の誤記(p11)改定)



C07:半導体とダイオード

概要と到達目標

モータの駆動回路など、電力を扱うところには、ダイオードやトランジスタといった半導体部品を使います。 アナログ回路で使ったオペアンプ(IC:集積回路)もこれらによる回路を小さくした半導体部品ですが、パワー系回路ではこれらの部品を意識して使うことが増えます。 そこで、今回は半導体のごく基礎的な知識と、ダイオードについて扱い、ダイオードを含む回路の簡単な計算ができるようにします。

到達目標:


資料アーカイブ 20161107



C08:バイポーラトランジスタとMOSFET

概要と到達目標

モータの電力制御などを行う際には、主に大電流に耐える増幅素子を使う必要があります。 今回はその最終段で用いるトランジスタの簡単な特徴と特性を扱います。
※トランジスタはセンサ信号用なども様々に使われ、オペアンプの中にも多数使われています。
※メカトロ分野では、信号増幅などは主にオペアンプを使い、生のトランジスタを使うことが少ないことから、電力増幅用、スイッチング用の部品としてのトランジスタとして扱います。

到達目標:


資料アーカイブ 20161114



C09:電磁アクチュエータドライブ回路

概要と到達目標

今回は主にモータなどの電磁アクチュエータを駆動するための回路を扱います。
電磁アクチュエータはコイルとしての性質が有ることが注意点で、これを念頭にスイッチングによる出力操作、Hブリッジによる極性操作を行います。
今回の内容は幾分、本科目の想定レベルよりは詳細に踏み込みますが、駆動回路を設計すること目的とするのではなく、駆動回路の内容を丹念に読むことで、電力系回路特有の特徴を掴み、制御回路などを活用する際やマニュアル等の構成図を見る時の基礎知識とすることを目的としています。

到達目標:


資料アーカイブ 20161121




熊谷正朗 [→連絡]
東北学院大学 工学部 機械知能工学科 RDE
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