使い方
最終更新: 2015/05/14 14:37:46
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最終更新: 2015/05/14 14:37:46
インストール
インストールというほどのインストール作業はありません。
使い方というほどの使い方もツール自体にはありません。
以下、環境毎に解説します。
オンライン版
まずはどんなものか試してみたい、という場合はオンライン版をお試し下さい。
EPSへの変換、GIF出力が得られます。
(Linux上で動作しているため、日本語には一切対応していません)
用意するもの
GIFが表示できて、cgiがつかえるブラウザ。
テキストオンリーのブラウザはつらいかもしれません。
使い方
- 上のフォーム枠に原稿を書いて、[変換]ボタンをおすと、下の枠にEPSが出力されます。
適宜コピー&ペーストで適当なファイルにして下さい。
- [テキスト]ボタンを押すと、フォーム型式ではなく、普通にテキストで出力されます。ブラウザによっては、そのまま[保存]できるかもしれません。なお、ブラウザの[戻る]機能で戻ってください。
- テキスト出力を保存できない場合、下のフォームの上の"変換結果(EPS)"を保存してください。直前の変換結果がこのファイルに残されています。
ただし、複数の方が同時に使用した場合、特別な工夫をしていないため、
自分のものではない出力が得られる危険性があります。
- [GIF]ボタンを押すと、横幅枠に指定した横幅になるように適宜拡大縮小されて、GIF型式に変換された画像が得られます。同じく、表示された画像が保存できない場合は"最新の画像"を保存してください。
- 注意:
上記のように最後の変換結果はサーバ上に残っています。ここではお試しにとどめて、企業秘密に関わるような設計は下記のものをダウンロードした上でご利用下さい。
UNIX(Linux)版
これがオリジナルです。
用意するもの
- Perl(Ver 5くらい)
- エディタ。emacs, mule など。
- ghostscriptなどEPS出力が確認できるもの。
- ghostviewがあると非常に楽です。
- GIF/PNG/BMPなどの型式に変換する必要がある場合はps2imgを動くようにしてください。
ダウンロードと設定
コマンド tchart.pl
(tchart.pl, 6,738 bytes, modified 2003/08/17)
ダウンロード後、適当なところにおいて、chmod +x で実行属性をつけてください。
perlが/usr/bin以外にある場合、tchart.plの冒頭のパスを書き換えてください。
使い方
コマンド:
tchart.pl <原稿ファイル.tc> <出力.eps>
出力を省略すると、標準出力にでてきますが、あまり嬉しいことはありません。
作者の普段の使い方:
- ktermを開いて、作業ディレクトリにcd。
- emacsで原稿ファイルを編集し、適宜保存。
- tchart.pl aaa.tc aaa.eps 実行。
- gv aaa.eps で確認。BBoxで倍率拡大表示。
- 編集しては保存して、tchart.pl実行して、gvのRedisplayボタン。
Windows版
Windowsでの需要を考え、コマンドプロンプト(DOS窓)で動作するようにC++に移植して、実行型式をつくりました。
そのため、perl版と機能に差がある場合があります。
用意するもの
- Bitmapが表示できるもの。ペイント(ブラシ)など。
- gifなどに型式変換できるソフト。花子フォトレタッチ、Adobe Photoshopなど。
ダウンロードと設定
出力に応じて2種類あります。
- tchart.exe →EPS
実行バイナリ tchart.exe
(tchart.exe, 74,240 bytes, modified 2003/08/17)
ソース tchart.cpp
(tchart.cpp, 12,082 bytes, modified 2003/08/17)
実行バイナリをダウンロードし、適当なフォルダにいれてください。
- tcbmp.exe →Bitmap
実行バイナリ tchart.exe
(tchart.exe, 74,240 bytes, modified 2003/08/17)
実行バイナリ tcbmp.exe
(tcbmp.exe, 76,800 bytes, modified 2003/08/17)
ソース tcbmp.cpp
(tcbmp.cpp, 9,355 bytes, modified 2003/08/17)
サンプル tcbmp_sample.tc
(tcbmp_sample.tc, 433 bytes, modified 2003/08/17)
(tcbmp.exeがtchart.exeを呼び出します)
実行バイナリ2つをダウンロードし、適当なフォルダに入れてください。
試しに、tcbmp_sample.tcをダウンロードし、tcbmp.exeにドラッグ&ドロップしてみてください。
tcbmp_sample.bmpが生成されれば問題ありません。
「コマンドまたはファイル名が」系のエラーが表示された場合は、tcbmp.exeのショートカットを作成し、そのプロパティの作業用フォルダをtchart.exeをいれたフォルダに設定してください。
不具合補足情報:
tcbmp.cppのバグにより、生成されるBMPファイルが正しく読み込めないとの情報を頂きました。
※より正確には、生成されるファイルに不備があるものの正しく読めるケースがあった
その場合、tcbmp.cppの83行の
bfh.bfOffBits=sizeof(bfh);
を
bfh.bfOffBits=sizeof(bfh)+sizeof(bih);
とすれば、問題無くなるとのことです。
使い方
使い方は2種類あります。
コマンドプロンプトを開いておき、
tchart.exe <原稿ファイル.tc> (<出力.eps>)
tcbmp <tchartの出力.eps> (<出力.bmp>)
tcbmp <原稿ファイル.tc> (<出力.bmp>)>
と入力します。
第2引数を省略した場合は、拡張子を適当につけて出力します。
tcbmpは「拡張子が .tcであるか」だけを見て、.tcの場合は自動的にtchart.exeを呼び出し変換した上で、ビットマップファイルを作成します。それ以外は、簡易的にEPSを解釈してビットマップにして出力します。
(tcbmpは他用途に転用はおそらく無理です。tchartの出力の一部を解釈して作図する機能しかありません)
二つ目の方法では、tchart.exe、tcbmp.exeのアイコンに、原稿ファイルをドラッグ&ドロップで直接投入します。
この時、原稿ファイル名の拡張子を .eps もしくは .bmp に変えて出力します。
なお、Windows9x系では、MS-DOS窓で動作することになるため、ファイル名が8.3文字に制限されます。そのため、長いファイル名の原稿を入れると、ファイル名が短縮されて出てきます。
作者の手抜きの関係上、出力されるビットマップファイルは常に24bitです。
そのため、無駄にファイルサイズが巨大です。一度図が完成したら、
適当なペイント系ソフトに読み込み、gifなどで保存し直すことをお勧めします(JPEGは不可)。
熊谷正朗
[→連絡]
東北学院大学
工学部
機械知能工学科
RDE
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